フィリピンの黄岩島「領海基線」設定に断固反対  中国外交部声明

2026-07-31 21:00

  中国外交部は同日、フィリピンが中国の領土である黄岩島にいわゆる「領海基線」を設定したとして、断固反対し、絶対に受け入れないとする次のような声明を発表した。

 フィリピンは中国の領土である黄岩島で、いわゆる「領海基線」を設定した。これは「国連憲章」「国連海洋法条約」などの国際法に重大に違反し、違法で、無効だ。中国は断固反対し、絶対に受け入れない。

 黄岩島は中国固有の領土だ。中国は黄岩島とその付近の海域に対し、争う余地のない主権を有し、関係の海域に対し、主権的権利と管轄権を有している。中国は引き続き平和的かつ有効に、黄岩島に対し主権と管轄権を行使する。フィリピンの領土の範囲はすでに一連の国際条約で確定されており、黄岩島はその中に入ったことがない。フィリピンによる中国の黄岩島に対する不法な領土要求には国際法上のいかなる根拠もない。

 フィリピンによる一方的な「南中国海仲裁」提起は「条約順守義務」「禁反言」など国際法の基本原則に違反し、「国連海洋法条約」を含む国際法に違反し、中国とフィリピンの二国間合意と「南中国海各国行動宣言」に違反している。いわゆる「判断」は違法、無効で、拘束力がない。中国は「判断」を受け入れず、認めず、「判断」に基づくいかなる主張、行動も受け入れない。

 フィリピンが「国連海洋法条約」を名目に、いわゆる「海域法」を持ち出してきた。中国の黄岩島と南沙群島の大部分の島礁と関係海域を不法にフィリピンの海域に組み込むもので、また国内立法の形で違法な「南中国海仲裁判断」の固定化をたくらんでおり、これは中国の南中国海に対する領有権と海洋権益を重大に侵害するものであり、違法、無効だ。黄岩島と南沙群島に対する中国の領有権と海洋権益はいかなる状況でも、いわゆる「海域法」の影響を受けない。

 一時期からフィリピンは黄岩島海域で頻繁に挑発やトラブルを引き起こしたうえ、騒ぎ立て、中国の領有権と海洋権益を侵害し、海上の緊張を高め、南中国海の平和と安定を破壊している。中国はフィリピンが中国の領有権と海洋権益を真に尊重し、黄岩島での権利侵害の挑発行動をやめるよう要求する。そうしなければ、中国は断固とした対応を取ることになる。