「直ちに主権侵害行為を中止されたし」中国海監船隊釣魚島巡航同行記

2012-09-17 16:00

 

   14日未明、中国海監50、15、26、27と中国海監51、66からなる二つの主権維持巡航船隊が波を蹴立てて、釣魚島とその付属島嶼海域をめざしていた。

   これは「中華人民共和国政府の釣魚島とその付属島嶼の領海基線に関する声明」が発表された後、中国海監による釣魚島とその付属島嶼海域での初めての主権維持のための巡航・法執行だった。

   14日午前5時ごろ、釣魚島本島および黄尾嶼、南小島、北小島などの付属島嶼の輪郭が、水平線上にかすかに見えた。記者が乗っている中国海監50では、すべての法執行要員が早くから操舵室に陣取り、今回の主権維持のための巡航・法執行任務を遂行する準備を整えていた。中国海監50は馬力を上げて進んだ。中国海監15、26、27が一列縦隊になってそれに続いた。

   黄尾嶼の中国領海基点から24カイリに迫った船隊は、突然、中国海監50のレーダーで、1隻の不審な船が高速で中国海監船隊の方に向かっているのを発見した。法執行要員はすぐに、日本の海上保安庁のPLH09であることを確認した。

   中国海監船隊に接近した日本船は、数回呼びかけ、中国海監の法執行要員は沈着に対応した。海監50で呼びかけを担当する中国海監東海総隊権益擁護法執行支隊の隊員が受話器をとって、中国語で応答した。

   「日本海保PLH09、釣魚島とその付属島嶼は古来中国の固有の領土である。貴船の行為はすでに中華人民共和国の主権と主権的権利を侵している。直ちに主権侵害活動を中止されたい。さもなければこれによって生じる一切の結果に責任を負うことになる」

   呼びかけると同時に、中国海監50は引き続き馬力を上げて釣魚島の方向へ向かった。6時ごろ、黄尾嶼の12カイリ海域に入った。日本海保のPLH09がずっと尾行、監視し、何度も呼びかけをした。20分後、2隻目の日本海保の巡視船PL122が海上に現れ、中国海監船の方向に疾走してきた。中国海監50は高速で日本側の船が遮る前に、6時58分釣魚島本島の12カイリ海域に突き進んだ。

   この時、釣魚島本島はくっきりとわれわれの前に姿を現しており、島の緑の植生がはっきりと見えた。数十羽のカモメが海監50の周りを飛び交い、われわれを歓迎しているかのようだった。すべての法執行要員と乗組員は内心の感動を抑えて、持ち場を守り、急いで証拠の写真を撮った。

   釣魚島本島の付近海域で、中国海監50は北西方向から前進し、中国が発表した領海基線を越えた。釣魚島本島から8カイリ、南、北小島から5カイリのところまに達した。

   巡航中、日本のPLH09は海監50の斜め後方から近距離で追尾するとともに、スピーカーを使って繰り返し「直ちに領海外に出なさい」と放送し、海監50から0・5カイリのところまで接近した。中国の法執行要員は何度も中国語と日本語で呼びかけをし、日本側の船に中国の海域でわが方の通常の公務の執行を妨害しないように求めた。

   中国海監50が釣魚島の12カイリ海域に入るのと同時に、中国海監27、15も入った。

  8時30分ごろ、海監27は釣魚島本島の南東方向2・7カイリのところに達していた。9分後、海監27は釣魚島本島の真南1・6カイリの位置に達し、中国海監15は釣魚島から1・55カイリのところに到達した。

   今回の巡航中、日本の海保船計3隻、航空機3機の追跡、遮断および監視に遭った。今回の主権維持のための巡航と法執行行動で、中国政府が釣魚島とその付属島嶼を管轄していることが示され、中国の主権と海洋権益が守られた。

(釣魚島海域中国海監50・9月16日発新華社)