「台湾光復(解放)のあの年月:1945年前後の胎動と新生を再現」新刊発表会が台北で行われた。
同書を編集した原郷人文化工作室執行長の張鈞凱氏によると、同書はドキュメンタリー映画「台湾・1945」を書籍化したもので、両岸が共に歴史をつづる形で、経験者にインタビューし、より幅広い視点から抗日戦争勝利後の台湾の歴史を示し、両岸の歴史的運命の共通の脈動を深く理解する試みだという。
張氏は次のように述べた。昨年は中国人民抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利80周年で、台湾光復80周年でもある。しかし民進党当局は「抗日戦争と光復」を「終戦・接収」とし、さらには「台湾光復」の存在を公然と否定する政府関係者さえいる。同書を執筆した目的の一つは島内為政者が恣意的に作り上げた誤った歴史観を打ち破ることだ。
台湾の教育・メディア界関係者約50人が発表会に参加した。多くの参加者があいさつで、現在の台湾社会には歴史をわい曲し、アイデンティティーを引き裂こうとする不健全な風潮があり、台湾光復の歴史的真相をあらためて示すことは特に重要であると表明した。
台湾大学元学長の管中閔氏は、歴史を忠実に再現するために一層尽力することで、抗日戦争勝利、台湾光復の歴史を銘記し、たたえ広めることができると信じていると述べた。
台湾の著名な一族、台中の霧峰林家の子孫で、台湾抗日志士親族協進会会長の林光輝氏は次のように述べた。台湾光復は50年に及ぶ日本の植民地支配の鎖を打ち砕いた。歴史を振り返ると、台湾同胞は愛国主義の伝統を継承し、民族復興の輝かしい未来を共に追求すべきだ。
学者の陳昭瑛氏は次のように述べた。1945年前後、台湾の多くの人が子どもに「光復」と名付けたことから、台湾人の光復に対する思いが分かる。両岸が台湾光復の歴史研究分野で協力し、より多くの成果を収めることを期待する。