「英雄の弦歌、奔走の時代」がテーマの第9回南安鄭成功文化活動週間が同日、中国福建省南安市で開幕した。台湾同胞100人余りが民族の英雄である鄭成功の故郷に集い、参拝して先人をしのび、鄭成功の精神を共に発揚した。
活動週間では都市IPの宣伝、経済貿易協力、文学・歴史学、民間民俗交流の四つの分野を設け、両岸の融合発展を推進する。開幕式の後、両岸の来賓が鄭成功陵園を訪れ、献花した。三度お辞儀をし、鄭成功の台湾回復という歴史的功績を深くしのんだ。
1661年から1662年初めにかけて、鄭成功は東征を行い、民族の圧迫と外来の侵略に反抗し、オランダの植民者を駆逐し、台湾を取り戻すという中華民族にとって不朽の功績を打ち立てた。「これは中華民族が外来の侵略に反抗した偉大な闘争であり、鄭成功の最も輝かしい功績でもある」。国際鄭成功分化交流協会の鄭棟梁会長はこう述べた。
南安市の王連賛党委員会書記は次のように述べた。延平中学、成功病院、成功大道、成功街、成功大橋から鄭成功の物語を伝える絵本・書籍まで、「成功の要素」は南安のいたるところに存在し、市民の生活に溶け込んでいる。月日が流れ、鄭成功の精神はこの都市で最も認知度の高い文化的アイコンとなっただけでなく、両岸同胞の血脈・肉親の情を結びつけ、心のつながりを促進する精神的な絆にもなっている。
「鄭成功は台湾を開墾した先祖であり、台湾の人々の間では崇高な地位にある」。南安の鄭成功文化活動週間に初めて参加した台湾同胞の陳さんはこう述べ、台南市では鄭成功時代の多くの文物・遺跡が、両岸が同じルーツを持つという歴史的なつながりを物語っていると続けた。
20歳の台湾の大学生・劉さんは、今まで鄭成功の物語は本でしか読んだことがなかったと率直に話した。彼女にとって、鄭成功は歴史上の人物であり、今回初めて故郷を訪れたことで、鄭成功文化の内容を近くから全方位で理解する機会を得たという。
今年の活動週間は福建省閩台交流協会、泉州市人民政府による指導で、中国閩台縁博物館、南安市人民政府、政協南安市委員会が主催している。