「中日大学生ネット交流会」 北京と東京で同時開催
2006-10-16 00:00

 

 「中日大学生ネット交流会」が16日、北京と東京で同時開催された。交流会に参加した日本の大学生は、中国のことをもっと多く知りたいとの希望を表明した。

 日本大学法学部3年生の飯島正浩君は「日本で中国の映画やテレビドラマを見たことはなく、『シルクロード』旅行にでかけた兄から聞いたことが中国に関する最初の情報だった」と述べた。

 東京外国語大学中国語学科4年生の久保田淳一君は、「交流会」で「中国語は耳に心地よく、とりわけ親近感を抱いており、専攻することになった。将来は日本の国際交流基金や日中友好協会で仕事をして、日中友好に多少なりとも貢献したい」と語った。

 早稲田大学政治経済学部1年生の西村綾美さんは「交流会」に参加した中国の大学生に、「私は子供のころ6年間上海で過ごし、小学校2年の時には南京にも行き、現地の博物館を参観した。いま思い起こしても心が沈んでしまう。いま日中関係に関心を抱いており、日中関係の講座をよく聞きに行く」と語った。

 このネット交流会に初めて参加した北京外国語大学日本語学科3年生の程為彦君は、「若者は将来の社会の主要な力であり、中日の若者が互いに働きかけ、交流することは、必ず将来の中日友好促進に役立つに違いない。今回の交流会は、われわれの相互理解のための直接的かつ生き生きとした場をもたらした」と述べた。

 今回の「中日大学生ネット交流会」には、北京大学、北京外国語大学、早稲田大学、日本大学など中日両国の有名校9校の13人の大学生が参加した。彼らはネットを通じて、それぞれの大学生活、外国語学習、若者の社会的責任および互いの国の文化・社会に対する理解などの状況について、交流し、話し合った。

 (北京10月16日発新華社)