以前から食品など輸出品の品質重視 中国商務部、ギョーザ食中毒で指摘
2008/02/03

 

 中国商務部スポークスマンは2日、日本で中国製冷凍ギョーザによる食中毒事件が起きたことについて談話を発表し、中国政府は以前から輸出品の品質、特に食品など人の健康にかかわる製品の品質を非常に重視していると述べた。

 同スポークマンはさらに、次のように指摘した。

▽最近、日本の消費者が中国の企業が製造した冷凍ギョーザを食べて食中毒になったことを心から心配し、一日も早い回復を祈っている。中国側はすでに日本側と連絡をとり、調査を進めており、双方の積極的協力を通じて、一日も早く真相が究明されるよう希望する。商務部としても、関係機関による調査作業に協力したい。

▽中国が昨年8月から繰り広げた製品の品質と食品の安全のための特別行動は顕著な成果を収めた。中国はこの活動を恒常化するとともに、掘り下げて永続的に進めていく。

 (北京2月2日発新華社)