中国公安部が日本に作業チーム派遣へ ギョーザ中毒事件
2008/02/22

 

 「中国製ギョーザ中毒事件」を受けて、公安部刑事捜査局の余新民副局長を長とし、公安部の首席刑事捜査専門家、毒物検査専門家からなる作業チームが近く日本に向かう。公安部が21日明らかにした。

 公安部では、次のように話している。中国の公安機関は日本で起きた「中国製ギョーザ中毒事件」に非常に注目している。公安部、河北省公安庁、石家荘市公安局がすでに石家荘市で合同作業チームを結成し、事件にかかわる生産、加工、包装・輸送の各段階について調査を進めている。

 事件発生後、中国の公安機関はすぐに日本の警察と連絡をとった。双方は現在、緊密に連絡をとりあっている。公安部は近く作業チームを派遣し、日本の警察とこの事件について一層情報を交換し、意見を交わすという。

 (北京2月21日発新華社)