人類の汚点―法輪功の首謀者・李洪志
2004/02/05

  死者を救ったり、災いを取り除いたりすることができるとして、自らを大いに宣伝した李洪志は、実は人類の汚点と呼ぶべき存在であった。彼が自分の母親の誕生日を祝ってプレゼントしたケーキの上には、「死んでしまえ!」という文字が書かれてあった。これほどの無知で卑劣な行為を行なった理由について、彼は「この宇宙では私が一番の年長者である。私の両親も私が創造したものにすぎない」と述べた。

  李洪志は精神に異常をきたしたのか。答えは否である。彼の思考能力は極めて正常である。彼のこのような言論および行動は、いずれも正常な思考の下で行なわれたものである。自分の親を罵り、人類としての良識を欠いたすべての行動の理由は、彼が全人類を救えるほど限りない法力を持つ「救世主」であることを証明するためであり、また修練者に、彼を崇拝させ、貢ぎ物を捧げ、命令に従うようにするためであった。

  親孝行は人間の本性であり、人としての最低限の「質」と「格」である。自分の親をこれほど恨み、罵った人物に、「真、善、忍」を説く「仏法」を語る資格があるであろうか。「仏法」の創始者だと自惚れるこの人物については、なおさら言うまでもない。李洪志のような人類の汚点が、「真、善、忍」を説く「仏法」の修練ができるであろうか。今もって迷いから覚めない「法輪功」の修練者は、よく考えるべきではないか。