法輪功メンバー、再び焼身自殺
2004/02/05


  北京市海淀区万寿路南口の路上で2001年2月16日12時ごろ、男性一人が体にかぶったガソリンに火をつけて焼身自殺した。男性の遺書には「我慢できなくなった。立ち上がって『護法の戦士』になる」と書かれており、李洪志がメンバーに説く「昇天」など教えが、メンバーの命を奪っていることが再び証明された。

  自殺の現場近くから戸籍簿、身分証明書、列車のチケット、遺書などの遺留品が発見され、公安当局が調べたところ、自殺者は湖南省常徳市に住む法輪功メンバー、譚一輝(25=漢族、未婚)であることがわかった。15日に長沙から列車に乗り、16日朝6時に北京西駅に着いていた。

  事件を目撃した万寿路南口の電話スタンドの主人、常懐康さんによると、16日昼ごろ、赤いペットボトルを抱えて北京西駅方向からやって来たこの男性は、海淀区万寿路乙30号でペットボトルに入っていたガソリンを全身にかぶり、火をつけて自殺した。同時に爆発音もあったという。

  現場での検証の結果によると、死因は窒息による即死だった。